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1978年にレンツォ・ロッソによって創立され、イタリア北東部の都市モルヴェーナに拠点を置くブランドDIESEL。その日本支社DIESEL JAPANで、広報を担当しているのが井上沙理さんです。流行の最先端をいくデニム・コレクションで知られるDIESELでの仕事とは、どのようなものなのでしょうか。今年9月のDIESEL JAPAN30周年イベントに向け、準備に追われる多忙な井上さんにお話を聞いてきました。

展示会期間は本当にバタバタ。気合を入れなければいけない時期

井上さんは、現在どのような仕事をされているのですか?

DIESELと、コンテンポラリー・ラインのDIESEL BLACK GOLDの広報です。担当は主に雑誌などの紙媒体、ウェブなどのオンライン媒体で、ブランド商品のPRを行っています。それと、弊社で年間4冊ほど発行しているカタログがあって、そこに掲載するアイテムのセレクトだったり、弊社のウェブサイトに週2回くらいアップしているニュースのコンテンツ作成といった事務的な作業も多いです。

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シーズンごとに展示会がありますが、それに向けて具体的にどのような仕事をしていますか?

まず、イタリア本国から届くコレクションのプレスリリースを翻訳する作業から始まります。また、ノベルティの選定といった細かい準備を並行しつつ、コレクションについての説明会のようなものをバイヤーチームに開いてもらいます。「今期はこういうアイテムが入ってきて、中でもイチオシはこのジャケットで、これにはこういうトップスを合わせます」というような、細かいイメージについての説明ですね。その後はサンプルの搬入。レイアウトを組むことに関しては、弊社のVMDチームがショールームを仕上げていきます。私たちプレスだけでなく、バイヤーやVMDなど、色々な部署が関わって準備をしています。

展示会の準備はどのくらいかかるのでしょうか。

プレスリリースは1ヶ月前から準備をします。MDチームとの説明会や、VMDチームとのショールーム作りなどは、だいたい2週間くらいの準備期間があって、現場での作業は2、3日くらいですね。それと並行して、どの媒体をお呼びするのかを決めてDMを出す...本当にバタバタですね。気合を入れなければいけない時期です(笑)。そして展示会の当日は、お客様にコレクションの説明をします。

膨大な作業をこなすにはスケジュール管理が大切

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元々は販売員をされていたそうですが、プレス担当になったキッカケは?

私はこの会社に入ったのは18歳の頃。最初はバイトだったのですが、確か大学4年生の頃に『ELLE girl』で販売員のスタイリングコンテストというのが始まって、第一回のテーマが「デニム」だったんですよ。うちはデニムブランドなので、本社からも「じゃんじゃん応募してください」っていう呼びかけがあり、軽い気持ちで応募してみたら、気づけばファイナルまで残っていて(笑)。それをキッカケに当時のプレスと色々やり取りをするなど関わりができました。その後、そのコンテストが終わったあとにちょうど社内公募があり、当時のプレスの方から声をかけていただいたのがきっかけです。

プレスの仕事で大変だったことは?

紙媒体とウェブ媒体、それから弊社のウェブニュースなど、色んな作業が同時進行で進んでいて、しかも雑誌とウェブでは進行スピードが違うから、紹介する商品も違ってくるんです。うまく動かないと取りこぼしや、最悪の場合が掲載漏れもしかねないので、スケジュール管理がとても大切です。

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具体的にそのスケジュール管理はどのように?

私は書かないと忘れちゃうタイプなので、準備期間中に自分が担当している媒体がどういう特集をしているのかなどリサーチして、この媒体にはこの商品を提案しようとか、ある程度書き出していますね。「これはこの時期に」っていう感じで。そうやって自分用のスケジュール表を作成し、消化していくという。4年目でようやく慣れてきました。

プレスをしていて良かったこと、嬉しかったことは?

自分が担当している媒体で、すごくいい掲載があったりとかすると嬉しく思います。また、普段は一人で作業することが多いので、イベントのときは楽しいですね。私たちはチームみんなの仲が良いんですよ。「一緒に働いている」と強く感じるのは、イベントのときなのかなと思います。